透析中の入院生活で出会った病院食:その味と魅力を徹底レビュー
透析患者として入院生活を送る中で、毎日の楽しみの一つが「病院食」でした。
最初は「味気ないのかな」と不安でしたが、実際食べてみると驚きの発見がたくさん!
この記事では、透析患者向け病院食の味や工夫をレビュー形式でご紹介します。
病院食の基本情報
透析患者向けの病院食は、体調管理のために塩分やカリウム、タンパク質が厳しく制限されています。私が入院中に体験した食事も、こうした栄養バランスがしっかり考えられたものでした。
主な特徴
・塩分控えめの味付け:出汁や香りを生かして味を補強。
・見た目の工夫:彩り豊かで、食欲をそそる盛り付け。
・低カリウム野菜の使用:透析患者に配慮された食材選び。
実際に食べた病院食をレビュー!
朝食:シンプルだけどほっとする味
メニュー例
⚫︎塩分控えめの卵焼き
⚫︎ほうれん草のおひたし
⚫︎薄味の味噌汁
⚫︎カリウムを調整したフルーツ
⚫︎ご飯
レビュー★★★★☆
朝食は軽めで、体に優しい内容でした。卵焼きは薄味ながら出汁の風味が効いていて、驚くほど美味しかったです。薄味の味噌汁も美味しく体も温めてくれました。
昼食:栄養バランスと満足感の両立
メニュー例
⚫︎鮭の塩焼き
⚫︎カボチャの煮物
⚫︎小鉢のひじき煮
⚫︎ご飯
レビュー★★★★★
鮭の塩焼きはしっかりした味付けで、満足感が高かったです。カボチャの煮物は自然な甘さが感じられ、特にお気に入りでした。ひじき煮は栄養たっぷりで、家庭でも作りたくなる味でした。
夕食:特別メニューの日は感動!
メニュー例
⚫︎鶏肉のトマト煮
⚫︎キャベツと豆のサラダ
⚫︎寒天ゼリー
⚫︎ご飯
レビュー★★★★☆
トマト煮の酸味が程よく、あっさりとして食べやすかったです。サラダには減塩のドレッシングがかかっており美味しく食べられました。デザートの寒天ゼリーは控えめな甘さで、透析患者でも安心して楽しめる一品でした。
病院食の魅力と学び
病院食の魅力
1、安心して食べられる栄養バランス
透析患者の体に必要な栄養をしっかり摂取できる安心感がありました。
2、家庭での参考になる調理法
だしを活用した薄味の工夫や、野菜を茹でてから使うカリウム抜きの方法など、家でも活かせるヒントがたくさんありました。
3、季節感や特別メニューの楽しさ
ある日、お祝いメニューとしてちらし寿司が出た時は感動しました。入院中でも季節を感じられる工夫が嬉しかったです。
学びと改善点
家庭での食事にも取り入れたいこと
減塩でも美味しいだしの使い方。
彩り豊な盛り付けで食事を楽しくする工夫。
改善してほしい点
一部の料理(お粥)は少し味気なく感じました。自分で塩分控えめのふりかけなどを用意しておくと、もっと楽しめそうです。
まとめ:病院食に助けられた入院生活
透析患者向けの病院食は、栄養バランスが徹底されているだけでなく、見た目や味にも工夫があり、毎日楽しみになりました。最初は不安だった病院食が、むしろ「自宅での健康的な食生活」のヒントをたくさん与えてくれるものだったのです。
もしこの記事を読んで「病院食って意外と良いかも?」と思った方は、ぜひ自宅で取り入れてみて下さい。透析生活が少しでも豊かになるヒントになれば嬉しいです。
次回予告
次回は、入院生活で役立った持ち物リストをご紹介します。お楽しみに!
最後まで読んで頂きありがとうございます。次回もよろしくお願いします。
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